マルチiPhoneモーションキャプチャ
システムの特長とAI技術について
本システムは、iPhoneアプリを用いて取得した2次元の骨格データをPCに送信し、複数台のカメラデータを統合することで、3次元の動作を再構成するプロトタイプです。
現在は、通信の安定性・同期精度・3次元復元の精度などの検証段階にありますが、将来的にはマーカーレスなモーションキャプチャや高度な動作解析への応用を目指しています。
特徴とメリット
カメラ設置の自由度が高いため、従来のような90度固定の配置に縛られない柔軟なレイアウトでカメラの死角を減らせることによって、被写体の行動可能範囲が広がります。
また、PC側ではAI処理を行わず、データの受信と3次元復元のみを担当しているため、高スペックなPCを必要とせずに動作します。
現場の柔軟な撮影環境と、低コストな3D動作解析の実現を目指しています。
