最近ボーカロイドとしても活躍するバーチャルアイドル音街ウナちゃんとのコラボで少しずつ利用者が増えているミチコンPlus。(ミチコンPlus:スマホで全身モーションキャプチャが可能なiOSアプリ*詳しくはこちら)
そんなミチコンPlusの改良や開発等を行っているネクストシステム本社のエンジニア山崎裕紀さんにインタビューをしました!
どうしてわざわざ愛知から福岡に、そしてネクストシステムに入社したのか。また、どのようにしてミチコンに携わるようになったのか。その知られざる経緯についてお話を伺いました。
大手企業を辞め、新しいことに挑戦した日々
ーーまずはネクストに入るまでの山崎さんの経歴を教えてください
愛知県の高校を卒業後、某大手自動車企業で技術者として働いていました。
ただ、毎日単純業務を行なっている中で、どうしてもエンタメ系やゲームを作るようなクリエイティブ職に関わりたいと思うようになったんですよね。そこで会社を退社し、プログラミングの専門学校へ行く決意を固めました。実は専門学校に通う前にゲーム会社のプランナーの方に1年間、直々に指導していただく機会があり、バイトしながら「企画スキル」を磨いていた期間もありました。
専門学校卒業後は、企画スキルとプログラミングスキルの両方を活かしたいと思っていました。
社長の言葉が入社を決める
ーー企画スキルとプログラミングスキルを活かしたということですが、数多くあるIT企業の中、ネクストシステムに入ろうと思った理由は何だったんですか?
もともとVRでゲームを作りたかったんですよ。でもVRを扱っている企業ってそんなになくて。。
それで、「VR」とネットで検索してみて、たまたま見つけた会社がネクストシステムだったんですよね。そこで、とりあえず面接を申し込みました。
そして面接当日に社長から「ネクストシステムでは、社員一人一人が責任を持ってやりたいことをやっている」とおっしゃっていたので、「ここなら僕の力が活かせる!」と思い、ぜひ入社させてくださいという旨の言葉をぶつけると、その場で入社が決まりました。
入社後はいきなり重大任務
ーーわざわざ遠い愛知県からこの福岡の地にやって来た山崎さんですが、実際のところ福岡ってどうですか?また、ネクストシステムに入社されてみてどうでしたか??
福岡の人は本当に優しいと感じましたね。例えば、すれ違いで肩がぶつかったときに、福岡の人だとすぐに「ごめんなさい」「すみません」って言うことが多いんですけど、名古屋だとよく舌打ちされます笑 というのは冗談で、とにかく福岡はご飯も美味しいですし、最高です!
ネクストシステムについては、入社当初、まず僕が任された仕事はミチコンの企画でした。もともとエンタメ系に興味があったので、率直にやってみたいと思いましたね。この会社のいいところは、「やりたいと思ったことをやらせてもらえる」ところですね。もちろんそれなりにプロフェッショナルさがもちろん求められるんですけどね。
また、会社の上司や同僚、本当にみなさんいい人達ばかりです。社長との距離も近いので直接企画を提案できる点もいいですね。
何もかもうまくいかなくて眠れない毎日
ーー山崎さんはミチコンプロジェクトの企画から携わる中心メンバーだったんですよね。 いままで、さまざまな困難があったと思うんですけど、実際に開発されてみて具体的に印象に残っていることはありますか??
初代ミチコンがリリースした後、phase2のプロジェクトのメインに入社してすぐに任されたことです。
社内サービスで研修もかねての采配だったので、具体的な指示は特になく、全てが手探りでした。とにかく学校で得た知識を基に色々やってみたんですが、デザイナーとうまく連携が取れなかったり、メンバーとコンフリクトを起こしてしまい、不安で眠れない夜が続くこともありました。その上、作業投下時間やコストのことも全く考えれていなかったため社長にも叱られてしまいました。笑
しかし同時にたくさんのことを学べたので、その時の経験は今に確実に繋がっています。
その後、何とか今のミチコンPlusをリリースすることができました。入社1年目からいい経験ができたと思ってます。
企画力を活かして会社の成長に貢献したい
ーーネクストで働き始めてまだ1年弱だと思うんですが、今現在、ネクストシステムや自分自身に対しての問題意識などはありますか?また今後の展望もお聞きしたいです。
最近、会社のメインプロダクトであるVisionPose(VisionPoseについてはこちら)の売り上げがようやく安定してきました。なので、次は面白いコンテンツをどんどん増やしていきたいですね。例えばVisionPoseやKinesysを使ったゲームの開発などです。
自分自身の問題意識に関しては、もっと勉強をしないといけないと思っています。やっぱり時間があるとゲームをしてしまうので、自分自身、まだまだ甘いと感じています。今後はもっと自己研鑽の時間も確保していきたいですね。
また同時に、新入社員も5名入ったので彼らに僕が培った企画スキルをどんどん伝授していって、会社全体の企画力にも貢献していけたらと思っています。
ーー最後にネクストシステムに入社される人に向けて一言お願いします!
これっていうものを何か一つは持って入ってきて欲しいんですよね。別にそれは何か「もの」として存在しなくてもいいと思うんです。例えば、僕の場合だと「エンターテインメント分野でゲーム部を立ち上げたい」とか、松尾(聞き手)さんの場合は「実業家として活躍したい」とかでしたよね。とにかくオンリーワンを目指して、何となく入るのではなく、主体性を持って入ってきて欲しいです。
ネクストシステムは非常にアットホームな環境で、社長との距離もとても近いです。 また、周りのエンジニアのレベルも非常に高いので、「レベルの高い環境で自分自身をさらに磨きたい!」という方にとっては最高の職場だと思いますね。
大好きな植物を鑑賞してる山崎さん↑
おわりに
以上、今回は山崎さんのインタビューでした。
ただ目の前のことをやるだけではなくて、自分の中で何か一つ「これだけはやりたい!」というものを持って入社することはその後の会社での働き方だけでなく、自分の人生にも大きく影響しますし、とても大事なことだと感じました。
「プログラミングだけでなくて企画もしていきたい!」という方はぜひネクストシステムへ!
山崎さんが徹底的に指導してくれますよ!笑
▼ネクストシステムWEBサイト
▼ネクストシステム採用情報
【聞き手:松尾 幹生】