姿勢推定技術のビジネス活用が今アツい?姿勢解析を利用した活用シーンを業種別で徹底紹介

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姿勢推定技術の活用例

姿勢推定とは?

ホネホネ技術とも呼ばれる姿勢推定とは、人物の関節をはじめとした特徴点を座標データで検出する技術です。近年ではディープラーニング(Deep Learning:深層学習)などAI関連の技術の発展により姿勢推定(Pose Estimation)と呼ばれる、人物の骨格データを検出する技術を活用したプロダクトが数多く登場してきています。

では人物の行動や姿勢をデータ化して活用する場合、どのような活用方法があるのでしょうか?

姿勢推定(ホネホネ技術)はどんな業種、用途で使われるのか?

大雑把ではありますが、業種別に分類すると、産業系(製造・建設など)やスポーツ、研究・教育用途、エンターテインメント、医療・リハビリが多く、用途別にみると姿勢評価やモーションキャプチャ、異常検知、動作評価が多めのようです。偏りなく色んな業界で使われています。

業種・利用用途

(株)ネクストシステム「VisionPose問い合わせ」より参照(https://www.next-system.com/visionpose)

製造業分野の用途について

作業員の身体への負荷の可視化したい

昨今作業員の高齢化が進んでいる上、作業が属人化して負荷が見えないという問題があります。そのため身体的負担を軽減できる働きやすい環境づくりが大切です。

姿勢推定技術を利用すると、WEBカメラや、ネットワークカメラを通し作業員の姿勢情報をリアルタイムで計測できます。また、体に機械等を装着する必要がないため作業員の負担になりません。

作業員の姿勢負荷を可視化し、作業方法や作業空間を見直すことで腰痛などの健康被害の防止や安全管理、作業員の定着に役立ちます。

VisionPose活用例1

作業員の行動を可視化したい

前述のケースと似てますが作業員や作業工程ごとの作業内容が不透明で、現場管理が属人化しているため問題が表面化しづらい傾向があります。

姿勢推定技術で解析すると作業員がマニュアルと異なる動作(スマートフォン利用など)をとった場合にアラートを出すことも可能です。

VisionPose活用例2

ベテラン作業員の技術を継承したい

作業員の高齢化や海外人材の雇用の増化を背景に人材不足が問題として上がっています。ベテラン作業員が減ると品質が劣化することが懸念されるため新人教育の最適化も視野にいれたいですよね。

そこでベテラン作業員の作業を姿勢推定技術で解析してデータ化し、新人作業員の動きと比較することで動作改善し業務を最適化することで解決したいというニーズもあります。

VisionPose活用例3

スポーツ業界向け用途

自動採点で標準化&効率UPしたい

ダンスなどの競技は採点を行うために専門性が必要で、人が評価するため、どうしても評価が異なる傾向があります。そこで姿勢推定技術で骨格情報を数値化すると、評価軸が一定になるため採点の専門性が不要になり、自動で採点されるため手間がかかりません。

実際に、エイベックス・マネジメント様では動画解析やデータサイエンスを活用して、ダンススキルの定量評価を実現したアプリ「エイベックス・ストリートダンス検定」をリリースされています。

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▼詳しくはこちら

動画解析によるダンス技術のスコア評価を実現したアプリ「エイベックス・ストリートダンス検定」に搭載。

ケガ予防やコンディション管理したい

ケガを予兆して回避し、コンディションの維持に役立てることへの活用も可能です。

実際に、一般社団法人 Sports Science Laboratory様では少年野球選手の投球動作と投球障害の関連性を導くために姿勢推定技術を活用した例があります。4,000人以上の野球選手のデータベースを解析して、投球動作と投球障害の関連性を導いています。

一般社団法人Sports Science Laboratory様事例

(株)ネクストシステム「VisionPose利用事例」より参照(https://www.next-system.com/visionpose/recent-case/throwing-injury-p)

▼詳しくはこちら

フォーム解析でパフォーマンスを向上させたい

染み付いた癖を自覚することは困難であり、プロスポーツ選手の場合、数センチのフォームの誤差がパフォーマンスに悪影響するケースもあります。

そこで骨格情報を数値化できれば、普段の自分との違いやプロとの違いも一目瞭然に。姿勢情報から、自分のフォームと理想のフォームを比較することで修正箇所を発見し、コンディションの管理や、悪い癖などの修正を効率的に行えます。

スポーツ向けフォームチェック

医療・リハビリ・ヘルスケア業向け

姿勢情報の数値化でリハビリを支援したい

リハビリ分野では手間をかけずに数値化し、評価をAIが自動化することで日々の測定業務の軽減が期待できます。同一の指標で測定できるから評価のバラつきも防げそうですよね。

実際に、トヨタ自動車様では下肢麻痺のリハビリテーション支援を目的としたロボット「ウェルウォークWW-2000」に姿勢推定技術を活用されてます。

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(株)ネクストシステム「VisionPose利用事例」より参照(https://www.next-system.com/visionpose/recent-case/ww-2000)

▼詳しくはこちら

脳卒中などによる下肢麻痺のリハビリテーション支援を目的としたロボット「ウェルウォークWW-2000」に「VisionPose 」を活用させていただきました。

リハビリやヘルスケアの改善具合を可視化したい

姿勢の悪さは肩こりや腰痛をはじめ、体へさまざまな悪影響があります。
しかし正しい姿勢を自分で判断することは難しいです。

そこで姿勢情報を数値化し、正しい姿勢とのズレを可視化すると自分の姿勢のどこが悪いのか確認しやすくなります。視覚化するとお客様のモチベーション向上が期待できますし、カメラの前に立つだけで自動測定できるため、計測に手間がかかりません。

▼弊社で開発した姿勢を測定し記録できるアプリのデモ。

危険行動の検出でヘルパーの負担を軽減したい

近年介護の現場では、6割以上が人手不足を実感するなど人手不足が深刻化している中(※3)、転倒事故や認知症患者様の無断外出、など予期できない事故への早急な対応力も求められています。姿勢推定技術を応用し、患者様の行動を見守ることで、これらの事故の早期発見が期待できます。

医療・リハビリから少し話が逸れますが、他にも医療就労支援施設や保育園・幼稚園でも同様に活用できそうです。

▼幼児の危険行動を検出するデモ

※1東京消防庁の「救急搬送データからみる日常生活事故の実態」(平成29年)より参照
※2警察庁の「平成30年における行方不明者の状況」より参照
※3公益財団法人介護労働安定センターの「平成30年度 介護労働実態調査」より参照

小売業向け用途

ジェスチャで衛生的にタッチレス操作したい

フロアガイドの情報端末など、タッチで操作を行う機器はさまざまな場所で利用されていますが、タッチ操作は衛生面から敬遠される傾向があります。

姿勢推定技術を利用するとお客様の骨格情報から体の動きを検出できるため、ジェスチャによる非接触操作に活用できます。タッチパネルに触れることがないため衛生的です。

また、体の動きの検出には赤外線センサなどの特殊な機器の必要がなく、通常のWEBカメラで可能です。

小売業向け応用例1

マーケ施策に!姿勢データから新たな指標で行動分析したい。

姿勢推定技術を活用すると、従来では難しかった「商品を手に取る」「商品を戻した」「購入を迷っている」など、お客様の姿勢情報を元に購買行動の分析にも応用できます。

POSデータなど既存のデータだけでは読み取れなかった新しい指標でお客様の行動を分析し、販売促進への活用が可能です。

また、動画だけで自動的に姿勢情報を検出できるため、データ収集に手間がかかりません。過去に撮影された既存の映像からも検出できます。

小売業向け応用例3

禁止行為を検出して警備業務を支援したい

取得した姿勢情報から、飲食、通話、喫煙などの禁止行動の検出が見込めます。
さらにリアルタイムで自動検出し、警備員や店員へ即座に通報も可能です。警備業務のサポートとして活用が期待できます。

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エンターテインメント業向け用途

ジェスチャでゲーム機器を衛生的にタッチレス操作したい

ゲームセンターをはじめとしたアミューズメント施設のゲームシステムなど、タッチで操作を行う機器はさまざま場所で利用されています。小売業界でもご紹介しましたがタッチパネルの非接触化はエンターテインメント分野でも活用できます。

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▼デジタルサイネージでジェスチャ操作するデモ

カメラだけで全身トラッキング!Vtuberやモーション制作など

通常モーションキャプチャするには体に機器等を装着する必要があります。しかし本格的なモーションキャプチャは高額で手が出づらいかもしれません。

しかし姿勢推定技術はカメラだけで全身のモーショントラッキングが可能なので、体に機器等を装着する必要がなく手軽で簡単であり、費用も抑えられます。PCだけでなくスマホにも対応しているものもあるので、スマホアプリ開発でも利用できます。

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▼スマホだけで3Dキャラクターを全身モーションキャプチャできる「ミチコンPlus」PV

ステージ、ライブ、舞台の新しい演出手法に!体の動きに合わせて効果を演出したい。

姿勢推定技術で検出した演者の体の動きとエフェクトを連動させることで、ステージやライブ、舞台等での新しい演出効果に活用も可能です。

演者の体に機器を身に付ける必要がないため、衣装やパフォーマンスの邪魔にならないのはメリットですよね。

エンターテインメント3

■まとめ

さまざまな業界別でまとめてみましたが、姿勢推定技術のメリットとしては以下でしょうか。

・リアルタイムで骨格情報を検出できる
・過去に撮影した静止画・動画も活用できる
・体に機器等をつける必要がない
・他のソフトウェアとの親和性が高く、応用しやすい

骨格データを利用したサービス開発相談が可能な会社は?

福岡に本社をもつ弊社ネクストシステムは独自の姿勢推定AIエンジンとして「VisionPose(ビジョンポーズ)」を開発しています。

「VisionPose」のメリットは以下です。

・安価
・買い切りで商用利用可能
・利用制限がなくて商用利用も可能
・日本語でサポート可能
・追加学習が可能

メリットとして追加学習をあげていますが、通常AIには日常動作を学習させて、汎用的に使えるようにしているケースが多いです。しかし例えばブリッジのような姿勢はエクソシストのように悪魔にとりつかれてない限り日常動作として考えられないため、検出精度が落ちる傾向があります。

特定の動作に特化させるためには、追加学習を行う必要があるのですが、同じように姿勢推定技術をもつ天下のGoogleさんやAppleさんに「ブリッジに対応して」といっても多くの場合、対応は難しいと思われます。

しかしネクストシステムでは柔軟な対応が可能なので悪魔が取り付いた娘の行動を監視して家からでたらアラートを鳴らしたいなどのニーズについても相談可能です。

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この日常はないと信じたいですね

「VisionPose」の詳しい特徴、ラインナップ、料金についてはWEBサイトで公開しているのでみてみてください。

▼VisionPose
https://www.next-system.com/visionpose

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