【Kinesys】Virtual Fashionをもっと素敵に使う方法ー管理アプリ設定編ー

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みなさまこんにちは。親知らずを拔いた時に本当に痛いのは術後3日目だということを知ったネクストシステム広報担当の田中です。

この連載では、
弊社のサービスの『Kinesys(キネシス)』の1コンテンツ『Virual Fashion(バーチャルファッション)』の機能を、

「一番ベストな状態で設置いただきたい!」

という思いを胸に、4つに段階を分けて詳しくご説明をしています。

前回はこの中から画像加工のコツをお届けしました。

今回は画像加工の次のステップ、管理アプリの設定についての大まかな手順やコツをお届けしたいと思います。

導入をご検討されている方、導入がお決まりの方のご参考になれば幸いです。

Virtual Fashion(バーチャルファッション)とは?

本題に入る前に、

そもそもVirtual Fashion(バーチャルファッション)ってなんぞ???

という方ののために、まずはこちらをご覧ください。

なんとなくわかりましたでしょうか?

Virtual Fashionとは、進化型ARサイネージシステム『Kinesys』に導入されている機能の1つでリアルタイムでのバーチャル試着が可能です。

試着するのに時間がかかるドレスや着物のイベント会場や、ショッピングモールのキッズスペースなど様々な場所でご利用いただいています。

詳しくは下記でまとめてます。

■Kinesys WEBサイト

Kinesysは、最新の姿勢推定AI技術で人の動きに反応し、数多くのインタラクティブコンテンツを体験できるARサイネージです。バーチャルファッションなどの衣装選びから写真撮影までタッチレスでの操作が可能なため、衛生的にご利用頂けます。撮影した画像はQRコードでダウンロードでき、スマートフォンでの閲覧・保存が可能です。

■Virtual Fashion 2.5D WEBサイト

非接触・非対面だから衛生的。ひらり、軽やかに。手をかざしてスタイルチェンジ。まるで、本物のようにフィットする仮想試着を。画像を取り込むだけで、服を着たようなリアルな仮想試着(バーチャルフィッティング/バーチャルファッション)が体験できます。結婚式の試着や体験イベントなど幅広い活用が可能です。非接触・非対面だから衛生的

管理画面の操作方法

仮想試着したい服の写真を撮影して(※写真撮影編参照)、
撮影した服を切り抜いたら(※画像加工編参照)、
次はKinesysの管理画面で仮想試着の設定をしていきます。

といっても設定は簡単!

ちなみに動画でもまとめてますので、動画の方がわかりやすい!という方はこちらからどうぞ。

ブログでは動画では伝えきれなかったコツなどもう少し詳しく解説しています。

色々なスタイルの服がありますが、今回は例として『ドレスを試着したい場合』『振袖を試着したい場合』の2種類をご紹介します。

服を設定する方法(ドレスの場合)

1.シーンの作成をする。

まずはKinesysで表示するコンテンツを設定します。

Kinesysの管理画面を開き、タブから[シーン作成]を選択してください。

シーン作成を選択

2.[Virtual Fashion]を選択。

今回はVirtual Fashionでドレスを仮想試着しますので、
シーン作成のメニューから[Virtual Fashion]を選択してください。

VirutalFashionを選択

3.適当なシーン名を入力。

ドレスを仮想試着させますので、今回は「ドレス」と簡単に書きますが、
例えば『2018年コレクション』などわかりやすい名称つけることをオススメします。

シーン名を入力

4.[試着できるアイテム]のボックスをダブルクリックする。

名称を入力したら、早速仮想試着したいドレスを設定していきます。
[試着できるアイテム]の中にあるボックスをダブルクリックしましょう。

また、複数枚試着させたい服がある場合には下図にある[試着できるアイテム]の右上、[+]ボタンを押してボックスを増やし、それぞれのボックスに服を設定していきます。

[試着できるアイテム]のボックスをダブルクリック

5.服の種類を選ぶ。

まず、仮想試着したいドレスの形(モデル)を[服の種類]から選んでください。
ドレスはドレスでもAライン、プリンセスライン、マーメイドラインとさまざまな種類のモデルをご用意していますが、試着させたいドレスの形に一番近い形をまずは選んでみてください。

「ドレスの形なんて名前だけじゃどんな形かわからないよ〜」

という方は一度選択してみて左側のプレビューのモデルの形(白い領域)がお手持ちのドレスの形と合っているかどうか試してみてください。

あ、実際のドレスの形とモデルの形は、Aラインなら絶対Aラインのモデルを選ばなければいけない!という訳ではありません。


あくまで実際のドレスの形に近いモデルを選択してくださいね〜

モデルを選ぶ

6.試着させたい服の画像を選択。

[参照]ボタンからドレスの画像を選択し取り込んでください。

参照ボタンを押す

7.[ズレ補正]をする。

ドレスの画像を設定し、プレビュー画面を確認してください。

すると、下の画像のように設定したモデルに画像が入りきっていない、もしくは小さすぎていませんか?

この場合、[ズレ補正]ボタンからモデルの中にドレスが綺麗に入るように調整します。

ズレ補正を選択

モデルの中にドレスが収まるように位置と大きさを調整します。

大きさ調整

大きさを調整しているところ

位置を調整

位置を調整しているところ

設定が完了したら、[OK]ボタンを押してズレ補正画面を終了させてください。

閉じる

8.試着アイテム設定画面とシーン編集を完了する。

[OK]ボタンを押して、試着アイテム設定画面を閉じてください。

保存ボタンを押す

そのあと、[保存]ボタンを押してシーン編集を完了してください。

シーン編集を完了

[OK]を押す

9.作成したシーンを再生リストに追加する。

1~10の手順で作成した、ドレスのシーンをKinesysで表示する設定をします。

といってもタブから[シーン管理]を選択し、先ほど作成したシーン[ドレス]を[シーン再生リスト]にドラッグ&ドロップで移動させるだけです。

ちなみに、シーンは[シーン再生リスト]の左から順番に再生されます。
下の図の場合[ドレス]が一番最初に再生される設定になっています。

また、1つのシーンにつきデフォルトだと60秒表示されるようになっていますが、
[シーン再生リスト]の設定したいシーンをダブルクリックすると表示時間を設定できます。

ドラッグ&ドロップ

最後に保存して設定を完了しましょう。

保存して設定を完了する

これで設定完了です!

さっそくKinesysアプリを起動させてみましょう。

振袖を設定する場合に気をつけるところ

振袖の場合ドレスを設定する工程と基本的に一緒ですが、気をつける点が2点あります。
ポイントだけ押さえておきましょう。

・服の種類は振袖を選択する。

振袖を設定する場合[服の種類]から[振袖]を選択してください。
基本的に袖のある和服はこちらを選んでおくことをオススメします。

袖部分が短い小振袖の場合でも[振袖]を選択しておくことをオススメします。
あくまで試着させたい服の形に近いモデルを選択しましょう。

振袖を選択

・ズレ調整では肩山と袖山をモデルにぴったり隙間なくつける。

振袖を設定するときの最大のポイントがこちら。
袖と肩の上の方(袖山・肩山)とモデルの間に隙間が空かないように、画像を移動させてください。

上部分をぴったりつける

近年ますます激化するインバウンド市場ですが、訪日外国人向けの観光・インバウンドビジネスに関わるご担当者様は、まさに多忙を極めているのではないでしょうか?イベントの需要があっても、コンテンツを揃えるのは一苦労ですよね。 そんなあなたにオススメな進化型ARサイネージ『Kinesys(キネシス)』をオススメします。本記事ではKinesysがなぜインバウンド向けなのかについてご説明いたします。

まとめ

残すところは、Virtual Fashionで実際に仮想試着して細部調整をするだけですね!

マスターしてもっと素敵なVirtual Fashion体験を楽しみましょう。
次回をお楽しみに!

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