【リモートワーク検討中の企業必見】ITベンチャーが実際に導入してわかったリモートワークのメリットとデメリット

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ネクストシステムは、AIやxR(VR、AR、MR)の最先端技術を活用したソフトウェア開発会社です。

つい先日、全国を対象に新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されましたが、実は弊社では緊急事態宣言が発表されたまさにその日に全社員リモートワークに切り替えを実施しました。数人のリモートワーク実績はあったものの全社員導入は初の試みだったため、導入後は手探りの約1ヶ月間でした。しかし同時にリモートワークのメリットデメリットが明確に見えてきました。

そこで今回は、全社員リモートワークを実際に取り入れてみた弊社しか語れない、「実際に体験したからわかるリモートワークのメリットとデメリット」を会社側と従業員側からの二つの側面から考察していこうと思います。

リモートワークのメリット

まずはメリットからみていきましょう。

会社側

会社の水道・光熱費(特に電気代)、オフィスコストを削減できる

特に家賃や水道光熱費は企業にとってもっとも大きな固定費用の一つです。そのためやはりどの企業にもこれがもっとも大きなメリットになるのではないでしょうか。

社員が増えれば増えるほどオフィスを大きくする必要があります。しかし、全部とは言わずとも8割がリモートワークになるだけで、今までのオフィスの広さは必要なくなります。場合によっては社員数名が作業でき、かつそこに来客用の小さなオフィスさえあれば十分ですよね。

集団感染を防げる

特にベンチャー企業にとっては一人一人がとても大きな役割を担っている場合が多いですよね。一人休んだだけでも会社にとって大きな損失なのに、2人、3人、5人と増えていけば致命傷です。しかし、リモートワークであれば仮に一人が感染したとしてもそれ以外の従業員に感染することはまずありません。リスク分散にも良いということですね。

通勤手当がいらなくなる

先ほど述べた社員含め、多くの社員が通勤手当だけで毎月2万円や3万円をもらっているのではないでしょうか。それらの費用が0円になるというのは会社にとっては固定費の一つが消えたも同然なのでやはり大きなメリットと言えそうです。

地域に縛られずに採用していける

これは今後の話なのですが、やはりリモートを試してみてうまくいけば、将来的には新入社員がわざわざ会社の近くに引っ越す必要がなくなるかもしれません。実際に弊社には名古屋や大阪、宮城、沖縄など、県外から移住している社員が多くいます。もしかしたらこれからは引っ越す必要がなくなって、社員も全国から募りやすくなるかもしれませんね。

従業員側

通勤や身支度の時間削減

弊社にも遠い場所から1時間くらいかけて通勤している社員がいますが、通勤時間と出勤前と帰宅後の身支度の時間を合計すると約3時間弱取られているようです。そういった時間を削減し、違うことに時間を費やせることを考えると大きなメリットですね。

洗濯物を好きな時間に干せて、雨の日はすぐに中に入れられる

こちらは一人暮らしの社員に多かった意見でした。特に突然雨が降ってきたときに洗濯物を室内に移動できるのは大きいですよね。会社だとそのままズブ濡れなので。

配達を受け取れる

急な仕事が入ってお家に帰れず配達が受け取れないことはよくありますよね。その度に再配達のお願いをするのは面倒ですし、配達員さんにも申し訳なくなってしまいます。
リモートワークの場合そういったことが一切なく、いつでも配達物を受け取れるというのもやはり大きなメリットです。

時間が増え、家事や子供のお世話に費やす時間が増えた

お子さんがいる社員にとってはとても大きなメリットです。

中には「仕事でフラストレーションが溜まったときなどに自分の子供の笑顔を見れるとそれだけで元気になり、頑張ろう!と思える」といった社員の声もありました。

好きな音楽を流しながら仕事ができる

オフィスで仕事となると周りに迷惑がかかるのでイヤホン越しでなければ音楽は聞けません。上司から話しかけられることもありますし、イヤホン付けられない方も多いのではないでしょうか。しかし、リモートワークであればその心配はありません。周りを気にせずに音楽をガンガン流せます。もちろん近所迷惑にならない程度にしないといけませんが。。。

リモートワークのデメリット

次はリモートのデメリットとして多かった意見を上げていきたいと思います。

会社側

社員が何をやっているのか把握しづらい

やはり上司は部下がどのような仕事をしているのかが気になります。そのため、報告書や細かい日報が社員に課されることは初期の段階ではやむを得ないでしょう。

情報漏洩に気をつけなければいけない

これは弊社でもそうなんですが、やはりIT企業となると扱っている情報が機密な場合が多いです。情報セキュリティを強化するためにもネット回線等を変更せざるを得なくなるケースもあるでしょう。

従業員側

運動不足になりがち

ある社員は「歩数が激減した」とも語っていました。事実、弊社では 2020 年 4 月7日より全社員によるリモートワークを実施していますが、通常時と比 べて1週間の歩数が約 70%減少するなど、運動不足が広がっている状況を自社調査により認識しています。やはり会社に通勤する必要がなくなり部屋に閉じこもらないといけなくなったので意識的に運動をしないと運動不足になりがちです。長期的にみると、病気にかかる可能性もあるので注意が必要ですね。

社内の運動不足

孤独になる

ある社員は「一言も発さずに1日を終える」と答えていました。会社にいれば何かしらのコミュニケーションを取ることが多いですが、それがなくなると精神的に不安定になってしまう人もいるかもしれません。やはり定期的に人と実際に会話することは精神衛生上大事なことかもしれません。休日明けのオンラインMTGで久しぶりに発生すると声がうまく出ないといったことも。

時間管理がむずかしい

通常は「家から会社に出勤し、時間になったら退勤、帰宅。」と1日のリズムを作りやすいです。しかし1日中家にいるとどうしても時間が無限にあるように感じてしまい、どうでもいいことが気になってしまうこともしばしば。。。時間管理は意識しないとだらけた生活になりそうですし、メリハリをつけて作業する必要があります。

水道・光熱費が高くなる

先ほど会社側のメリットとして「水道・光熱費の削減」をあげたのですが、その削減できたコストを負担することになるのは結果的には社員一人一人ですよね。しかし社員から見るとそれは大きなデメリットです。

意思伝達がうまくいかない時がある

リモートワークをするとなると多くの企業がスラック、チャットワークなどのコミュニケーションツールをメインに使用して仕事をしていくことになると思います。しかし、実際には文字ではうまく伝えられないことも。

特に新人教育などの場面では少し苦労するかもしれません。小さなことに対しても指示が必要な新人に、その都度文字を打って説明したりスカイプを繋いで指導していくとなると、想像よりも時間を使ってしまいます。この点はオンラインに特化したマニュアル(新人研修用の動画など)を作成するなど、対策が必要になってくるでしょう。

結局どっちがいいの?

実は弊社ではリモートワークに対するアンケートをとったのですが、

リモート賛成67%、どちらでも構わない33%、リモート反対0%

という結果になりました。

会社と家の距離が近い社員にとっては「メリットがあまり感じられない」という社員もいたため、このような結果になったのではないかと思います。いずれにせよ反対する社員は全くおらず、むしろ「生産性が上がった」という社員が多くいたため、業種にもよりますがリモートワークを導入するメリットは大きいのではないでしょうか。

しかし同時に、「週に1回程度会社に通勤するくらいがちょうどいい」という社員も多かったです。その理由は「人との接触、コミュニケーションを取りたい」というものでした。ちなみに弊社では社員のメンタルケアのためにも毎朝スカイプでのプチミーティングを導入しました。こう言った形でデメリットを少しずつ払拭していけば、リモートワークは最強の働き方になりそうです。

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