2. 入門講座 - 9. 公開

 これまでの講座である程度のコンテンツを作成することが出来るようになりました。自分の携帯電話だけでなく、他の人の携帯電話でも見て貰えるように、作り上げた作品を公開しましょう。

2- 9- 0. 動作テスト

コンテンツにキー操作が入っている場合、ムービープレビューでキー操作のテストを行いましょう。また、FlashLiteの制限をクリアしてるかのチェックも必要です。また、ActionScriptのチェックも必要です。ActionScriptの記述が間違っていたり、サポートされていないActionScriptを記述すると出力ウィンドウ(パネル)にエラーメッセージが表示されます。上下左右キー、左右ソフトキーに関しても注意が必要です。

2- 9- 1. インライン再生・インタラクティブ再生

インライン再生とは、HTML内にFlashコンテンツを画像ファイルなどと同じような形で埋め込んで再生する方法です。キー操作が無効になります。
インタラクティブ再生とは、Flash単体で再生する方法です。キー操作が可能になります。
作成したコンテンツに応じて使い分けて下さい。

インライン再生 インタラクティブ再生
インライン再生 インタラクティブ再生


 以下にそれぞれの再生方法でのHTMLファイル内の記述方法を記しておきます。

■インライン再生の場合

□DoCoMoの場合

<object data="[URL]" type="application/x-shockwave-flash" width="[横サイズ]" height="[縦サイズ]">
<param name="bgcolor" value="[ColorName|ColorCode]">
<param name="loop" value="on|off">
<param name="quality" value="high|medium|low">
</object>


  ・1行目
data="[URL]" … ファイル取得先URLを指定します。swfファイルの相対・絶対パスを記述します。
type="application/x-shockwave-flash" … SWFファイルであることを明示する記述です。
width="[横サイズ]" height="[縦サイズ]" … プレイヤ領域(横×縦)の指定です。
・2行目
プレイヤ領域の背景色の指定です。色の名前(red、blueなど)か色コード(#FF0000、#0000FFなど)

を指定します。
・3行目
ループの指定です。onかoff(あるいはtrueかfalse)を指定します。指定がない場合は、onになります。
・4行目
コンテンツの画質の指定です。high、medium、lowを指定します。指定がない場合は、mediumになります。

□auの場合(<object>か<img>によって指定します)

<object data="[URL]" type="application/x-shockwave-flash" width="[横サイズ]" height="[縦サイズ]" copyright="yes|no">
<param name="bgcolor" value="[ColorName|ColorCode]" />
<param name="loop" value="on|off" />
<param name="quality" value="high|medium|low" />
</object>

<img src="[URL]" width="[横サイズ]" height="[縦サイズ]" copyright="yes|no" />

    copyright="yes|no" … データの保存可能(yes)、不可能(no)を指定します。

■インタラクティブ再生の場合

<object declare id="[objectタグのid]" data="[URL]" type="application/x-shockwave-flash" width="[横サイズ]" height="[縦サイズ]">
<param name="bgcolor" value="[ColorName|ColorCode]">
<param name="loop" value="on|off">
<param name="quality" value="high|medium|low">
</object>
<a iswf="#[objectタグのid]" href="[URL]">{表示文字列}</a>


  ・1行目
declare … インタラクティブ再生モードの識別子です。
id="[objectタグのid]" … objectタグの識別用idを規定します。(例:id="swf1")
・6行目
iswf="#[objectタグのid]" … objectタグのidを指定し、swfファイルを一意に特定します。
href="[URL]" … objectタグが不正な場合及びFlash非対応端末の場合、hrefの指定に従ってページ遷移を

行います。

objectタグ及びaタグによる指定をすることで、ユーザ操作によりaタグで囲まれた文字列の選択があった場合に、利用端末がFlash対応端末であればインタラクティブ再生モードにてFlashコンテンツが取得され、Flash非対応端末であればhref属性で指定されたHTMLページが取得されます。
aタグで直接swfファイルを指定することもできますが、非対応の場合を考慮するとあまりお勧めできません。

2- 9- 2. iモードHTMLシミュレータ

iモード向けのFlashを作成した場合、DoCoMoが無償で提供しているシミュレータが便利です。作ろうiモードコンテンツより、「iモードHTMLシミュレータ」をダウンロード・インストールして動作確認を行いましょう。

2- 9- 3. アップロード

一連の動作確認が済んだらFTPソフトなどを利用し、Webサーバーへデータをアップロードします。

 

2- 9- 4. 実機テスト

実際の携帯電話でアップロードしたURLにアクセスしてテストしてみましょう。他の人へ公開する場合は、

なるべく多くの機種の携帯電話でテストしておくことをお勧めします。主にチェックすべき項目を挙げておきます。特に動作スピードのチェックに関しては、携帯電話の機種によって性能が様々ですので、入念にチェックしておくことをお勧めします。

  • 動作スピードのチェック
  • キー操作のチェック
  • リンクのチェック

 サンプルFlashのURL
QRcode
携帯電話にURLを送信
(メーラーが起動します。本文はそのままで携帯電話のメールアドレスへ送信して下さい)